ミニチュアフードは100 均材料でOK!パンの作り方や必要材料5つ
最近では趣味としてハンドメイドを始める人が多く、その中に「ミニチュアフード」というジャンルがあります。
・ミニチュアフード作りに必要な材料って何?
・ミニチュアパン作ってみたいけど、作り方がわからない
ミニチュアフードに興味がある人の中には、以上のような疑問を抱く人もいるでしょう。
そこで今回は、100均で揃うミニチュアフード作りに必要な5つの材料やミニチュア食パンの作り方をご紹介します。
ぜひ参考にして、ミニチュアフード作りを楽しんでください!
100 均で揃う!ミニチュアフード作りに必要な材料
では、ミニチュアフードを作るためにはどのような材料が必要なのでしょうか?
基本的によく使う材料は、以下5つです。
- 樹脂粘土
- アクリル絵の具
- ニス/トップコート
- 瞬間接着剤
- 粘土板
すべて100円ショップで手に入ります。
樹脂粘土
樹脂粘土は、ミニチュアフード作りに欠かせないと言っても過言ではありません。
粘土には、軽量粘土や石粉粘土などさまざまな種類がありますが、弾力性のある初心者でも扱いやすい樹脂粘土を使います。
初心者はコスパの良い100均(ダイソー)の樹脂粘土がおすすめ。
100均の樹脂粘土はすでに着色されている粘土が販売されていて、自分で色を作る手間が省けます。
ミニチュアフードを作りたいのであれば、まず樹脂粘土から揃えましょう。
アクリル絵の具
粘土に着色するために使うアクリル絵の具も必要です。
表面の色味や焦げを再現するときに使います。
アクリル絵の具は乾きが早く、水に強いという特徴があり、ミニチュアフード作りにピッタリ。
筆やスポンジを使って粘土に着色することで、より本物らしさを表現できます。
ニス・トップコート
ミニチュアフード作りで着色した後、仕上げにニスを塗る必要があります。
アクリル絵の具の色落ちを防ぐために使います。
ミニチュアですので、マニキュアのトップコートを使ってもOK。
ミニチュアフードで使うニスには2種類あり、表面にツヤを出すタイプとツヤを消してマットな質感にしてくれるタイプがあります。
- ツヤ感のある表面を表現したいのであれば、ツヤ出しタイプ(例:トマト、目玉焼き)
- 乾いた表面を表現したいのであれば、艶消しのマットタイプ(例:パン、クッキー)
自分が作るものに合わせて、ニスの種類を選んでくださいね。
瞬間接着剤
サラダやパフェといった、作った食材を接着したいときに使います。
ボンドより瞬間強力接着剤のほうが速乾でしっかりと接着できるため、おすすめです。
細かいところまでこだわりたい人は、接着剤も購入しておくと役立ちます。
粘土板
樹脂粘土の形を整えたり並べたりするときには、粘土板があると便利です。
子どもの頃に使っていた粘土板がある人は、その粘土板を活用しましょう。
樹脂粘土で形を整えて乾燥させるときは、粘土板の上にクッキングシートを広げておくと、くっついても取りやすくて便利ですよ。
【初心者向け】おすすめミニチュアフード3選
「ミニチュアフードを作りたいけど、いきなり細かいものは難しそう…」と悩む人もいるでしょう。
そこで、初心者でも簡単に作れるおすすめミニチュアフードを一部ご紹介します。
- パン
- おにぎり
- 目玉焼き
以上は、ミニチュアフード作りで工程が少ないもので、初心者でも比較的簡単に作れるでしょう。
特に目玉焼きは、黄色の樹脂粘土を丸めて白の樹脂粘土の真ん中に押し込むだけで、簡単に作れます。
まずは、パンや目玉焼き、おにぎりから挑戦してみてはいかがでしょうか。
100 均材料で簡単!ミニチュア食パンの作り方
それでは、初心者でも簡単に作れる「食パン」の作り方を解説します。
- 食パンの写真を用意する
- 白の樹脂粘土に黄土色のアクリル絵の具を混ぜる
- 食パンの形に整えて、質感をつける
- 1日乾燥させる
- 食パンの粘土に着色する
- 乾燥させてニス・トップコートを塗る
STEP1|食パンの写真を用意する
樹脂粘土をこねる前に、参考にする食パンの写真を用意します。
スマホで検索して、見本にしたい食パンの写真を見つけましょう。
できるだけ食パンの表面の気泡までわかるような写真を選ぶと、より本物らしい食パンのミニチュアフードを作ることができます。
STEP2|白の樹脂粘土に黄土色のアクリル絵の具を混ぜる
メインの土台作りとして、パン生地を作ります。
白の樹脂粘土に黄土色のアクリル絵の具を混ぜて、薄い黄土色の樹脂粘土を作りましょう。
アクリル絵の具を混ぜるとき、「これで本当に色がつくの…?」と思うほど少量を混ぜます。
例えるなら、爪楊枝の先や爪の白い部分くらい。
もし樹脂粘土の色が薄すぎるのであれば、少しずつ絵の具を足していきましょう。
最初にアクリル絵の具の量が多すぎると、修正が難しいのでご注意ください。
しっかりと粘土をこねることで、仕上がりが綺麗になります。
STEP3|食パンの形に整えて、質感をつける
食パンの形に整えて、食パンの表面の凹凸感を作ります。
食パンの形は正方形でもいいですし、長方形でも山形でも好きな形でOK。
形を整えた後は、食パンの表面の凹凸感を作るため、歯ブラシを使って再現します。
歯ブラシの上半分を使って粘土を少し強めに叩くことで、凹凸感がつきやすくなります。
また、爪楊枝やピンセットを使うと、よりリアルな表面に仕上げられますよ。
STEP4|1日乾燥させる
着色前に1日乾燥させます。
しっかりと乾燥させることで、綺麗に着色できます。
粘土板の上にクッキングペーパーを置いて、その上に食パンの粘土を置きます。
半日ほど経って裏返すと、裏もしっかりと乾くでしょう。
STEP5|食パンの粘土に着色する
食パンの粘土にアクリル絵の具で着色します。
絵の具を塗るときは、化粧で使うパフを使うと着色しやすいでしょう。
まずはパフを濡らして水を切り、黄土色のアクリル絵の具から使っていきます。
少量ずつ着色し、パンの耳や耳付近といった濃くしたい部分は、黄土色と茶色のアクリル絵の具を混ぜて少しずつ濃くしていきます。
この着色作業が一番手間がかかりますが、丁寧に少しずつ着色していくことで、本物に近付けられます。
STEP6|乾燥させてニス・トップコートを塗る
着色後、乾燥させてニスやマニキュアのトップコートを塗れば、完成。
今回は食パンですので、ぼそぼそ感を表現できるマットタイプのニスがおすすめです。
ミニチュアフードを上手に作るコツ・ポイント
ミニチュアフードを上手に作るためには、以下のようにいくつかコツがあります。
- 粘土をよくこねてから作る
- 参考にする写真/物をよく観察する
粘土をよくこねてから作る
ミニチュアフードを作るときは、粘土をよくこねることが大切です。
粘土をよくこねないで作ると、完成したときにひび割れを起こしてしまう恐れがあります。
綺麗で美味しそうなミニチュアフードを作るためには、粘土をよくこねる作業は必須なのです。
参考にする写真・物をよく観察する
ミニチュアフードを上手に作りたい人は、参考にする写真をよく観察することをに意識しましょう。
参考にするものは、写真でも本物でも構いません。
よく観察して形を作ったり着色したりすることで、本物らしいミニチュアフードを作れますよ。
まとめ|100均で材料を揃えて、簡単なミニチュアフードから挑戦してみよう!
100均で揃うミニチュアフード作りに必要な5つの道具やミニチュア食パンの作り方をご紹介しました。
- 樹脂粘土やアクリル絵の具、ニスなどの道具が必要
- ミニチュアフード初心者には、パン・目玉焼き・おにぎりがおすすめ
- 樹脂粘土をよくこねて観察しながら作ることが大切
ミニチュアフードを作りたい場合、100均で簡単に道具を揃えることができ、初心者でもすぐに挑戦できます。
樹脂粘土を使うときはしっかりこねて、見本となる写真をよく観察しながら作りましょう。
試行錯誤するときもありますが、努力して自分で作ったミニチュアフードはとても魅力的で感動しますよ!
おまけ
私kicoもミニチュアフードが大好きで、メルカリやラクマ、minneで販売もしています。
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